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嫌いな自分のままで生きていこう〜少しの変化で悩みを減らす方法〜

夜明け前の静かな空。深い紺色から淡い紫へと移り変わる空に、地平線の向こうからほのかな光が差し始める幻想的な風景 「気持ち」を整える
この記事は約9分で読めます。

あなたは自己肯定感をあげる系の本を何冊読みましたか?

ユーチューブで潜在意識を変えて人生が変わる動画を何時間見てきましか?

いろいろ試しても効果がなかったから

あなたは「自分が嫌い」というキーワードを打ち込みました。

そしてこの記事にたどり着いたと思います。

最初にお伝えします。
この記事には『自分を好きになる魔法』はありません。

むしろ、「自分を嫌いなままでいいと」いう考え方もあるということを知ってもらうための記事です。

私自身、50才で対人恐怖症を抱えてます。(簡単プロフィール)

この記事では、自分を嫌いなまま生きていくために、 まず、あなたの内側にある「言葉の捉え方のくせ」を紐解いていきます。
次に、あなたが欠点だと思い込んでいることへの「違う視点」を提示します。

そして最後に、そもそも「自分が嫌い」だなんて思う暇さえないほどの、具体的な時間配分を提案します。

読み終わったあと、あなたの心が少しでも軽くなれば幸いです。

結論。自分を好きになる努力は、今すぐやめていい

あなたはもう、充分すぎるほど「自分を好きになる努力」をしてきましたよね。

本を読み、動画を漁り、自分を褒めようとして……。
それでも好きになれなかったから、今、この記事にたどり着いたはずです。

ここで一度、立ち止まって考えてみてください。
「自分を好きにならないと、人生は好転しない」という誰かの言葉を、盲信していませんか?
そして、あなたは真面目で優しくて、他人の評価ばかり気にしてしまうから、盲信していたのです。

実は、自分を嫌いなままでも、身の回りを整え(環境)、静かに、そして深く充実した人生を送っている人たちはたくさんいます。

好きになるために必死に抗う「戦い」は、もう終わりです。


これからは、そのエネルギーを「嫌いなまま、人生の密度を上げる方法」に使っていきましょう。

言葉のとらえ方のくせに気づいて

なぜ、これほどまでに自分を嫌ってしまうのか。 それは性格が歪んでいるからでも、心が弱いからでもありません。 あなたの脳が「自分を守ろうとして、エラーを起こしているだけ」なのです。

では、なぜそのエラー(脳のくせ)は作られたのか?

原因は、あなたの性格形成期にいた「近くの人たちの影響」です。
ここでは、その事実を一度だけ、冷静に客観視してほしいのです。

「あの人のせいで、私はこうなったんだ」 そう思ったことが、一度はあるはずです。
そうです。
あなたが自分を過度に守る(=嫌う)ようになったのは、少なからず「あの人のせい」なのです。

あなたは悪くない。
ただ、環境によって脳に「ある特定の捉え方のくせ」が書き込まれてしまっただけ。

では、具体的にあなたの脳にどんな「くせ」がこびりついているのか。その正体を見ていきましょう。

批判の言葉ばかりを聞いてきてしまったから

参考になるかわかりませんが私の経験を書いていきます。
私は常に「祖母」と「父親」から、あの人はできるのに、なんでお前はできないんだと言われてきました。
祖母とのことを1つ書きます。
5才の頃だと思います。
祖母が作った鳥の唐揚げが生揚げだったんです。
「おばあちゃん唐揚げ生揚げだよ」と言ったら
「おまえにそんなことわかるのか?A君ならそんなことは言わない。だったら食べるな」と言われました。
これは、他者比較を無意識にしてまう土壌ができたと今になってわかります。



次に父親とのことを1つ書きます。
10才の時にソフトボール大会がありました。
各地域でチームを組んで夏休みに練習をして、8月の最後にトーナメント方式で優勝地域を決めるものです。

私は守備はファーストで、8番バッターでした。
一回戦で、相手のピッチャーが早いボールを投げてきて、みんな見送り三振をしていました。
私も見送り三振をしてしまいました。
最初で見送り三振をした私にむかって
「せめて、バットを振れ」と本当にあきれた顔で溜息をつかれました。
ここで、私は、存在そのものを否定されているという認識を無意識にしていると思います。


他にもいろいろありますが、環境要因だとあなたにわかってもらえるように2つだけ書きました。
幼少期の時は自分でお金を稼ぐことができないので、生存本能として近くの人に捨てられないように必死に生存方法考えます。

私が幼少期に考えた生存方法が「祖母」と「父親」の感情の機微を常に監視して、嫌われないようにするという方法でした。

あなたにも忘れられないエピソードがあるはずです。
それは、あなたが弱かったからではなく、生き延びるために脳が必死に編み出した「最高の生存戦略」だったのです。


あなたのくせを知りましょう

私たちが無意識にやってしまう「言葉の捉え方」のくせ。 それは、相手の言葉をそのまま受け取らず、自分を攻撃する材料に勝手に変換してしまう「脳の自動プログラム」です。

代表的なものを表にしてみました。あなたにも心当たりはありませんか?

相手の言葉・態度脳内の「自動変換」本来の(客観的な)事実
「今日は疲れたな…」「私がつまらないからだ」「私のせいで疲れさせた」相手の仕事が忙しかった、または体調の問題(相手が黙っている)
(相手が黙っている)「怒らせたかな?」「何か気に障ること言ったかな?単に考え事をしている、またはリラックスしている
「そのやり方、もっとこうしたら?」「お前はダメだという否定」「能力不足の烙印」より効率的な方法の提案(アドバイス)
「また今度誘うね」「本当はもう会いたくないんだ」「社交辞令だ」スケジュールが合わないだけ、または言葉通りの予定

いかがでしょうか。 こうして並べてみると、脳がいかに「相手の言葉を、自分を責めるためのナイフ」に作り替えてしまっているかがわかります。

特に、表の3つ目にある「より効率的な方法の提案(アドバイス)」については、ぜひ心に留めておいてください。仕事上での話です。

実は、相手からのアドバイスや指摘は、「この人なら改善できる」「伝える価値がある」と信頼されているからこそ届くものです。

想像してみてください。あなたが「何を言っても無駄だ」と感じた相手に、わざわざ労力を使ってアドバイスをするでしょうか? おそらく、何も言わずに距離を置くはずです。

つまり、指摘を受けたということは、あなたが「見捨てられていない証拠」でもあります。


仕事以外では、ただのおせっかいや、相手の自己満足になるので、聞き流す程度でいいんです。
しかし、それができないからこそ、あなたは今、苦労しているのですよね。

そこで一つ、具体的な提案をします。 相手のアドバイスや小言が始まったら、頭の中でこう考えてみてください。

「この後、1,000円ピッタリで何を食べようか?」

ポイントは「ピッタリ」という点です。 「牛丼並盛りに、卵をつけて、あと何を追加すれば1,000円に近づくか……」と必死に計算してください。

脳の容量(リソース)には限界があります。
1,000円ピッタリのメニューを考えることに脳をフル回転させれば、相手の言葉という「ノイズ」を処理する余裕はなくなります。 これで、物理的に注意をそらすことができるのです。

違う視点からあなたを「客観視」しましょう

それでは、あなたが「欠点」だと思っていることも、違う見方をみていきましょう。

欠点だと思っていること違う見方の例
人の顔色を伺う場の空気を壊さないフォローができるセンスがある。
言いたいことが言えない実は我慢強い。ストレス耐性がある。
悪いことばかり考えてしまう事前にミスしやすい場所がわかる。リスク管理が上手。


ただの屁理屈に聞こえるかもしれませんね。

しかし、一つ知っておいてほしいことがあります。
あなたは「人の顔色を伺うこと」を欠点だと思い込んでいますが、あなたと関わるすべての人がそう思っているわけではありません。

あなたも、これまでいろんな人を見てきましたよね。
人によって好きな食べ物が違うように、人にはそれぞれ「好きな見方」があるのです。
あなたのことも、他人はその人自身の見方で見ている。そのことにも気づいてほしいのです。

むしろ、「この人がいるから、空気が和らぐ」「この人がフォローしてくれるから、自分は強く言える」と、あなたの存在に救われている人が、あなたの知らないところで必ずいます。

「欠点だ」と決めつけて、自分を裁いているのは自分だけかもしれません。

ここで私が提案したいのは、「自分の思い込みの呪縛を、少しだけ緩めてもいいのではないか?」ということです。 100%自分を許すのは難しくても、「あぁ、誰かの役には立っているのかもしれないな」と、0.0001ミリだけ呪縛を緩めてみる。

その隙間から、少しだけ考え方の柔軟さに気づいてもいいのです。

自分が嫌いだと思う暇さえなくなる、具体的な時間配分

自分が嫌いになる瞬間。
それは、ふとした「ゆっくりした時間」に、無意識に始まってしまう「脳内一人反省会」です。

「あの時ああすれば良かった」「あの言葉、相手を傷つけてないかな……」 誰もいない部屋で、勝手に自分を裁く裁判が始まってしまう。

これを防ぐには、ゆっくりする時間に「あらかじめ無理やり予定を入れる」しかありません。
予定といっても、他人と会う必要はありません。自分一人で没頭できることです。

【脳を「反省」から「作業」へ強制移動させるリスト】

  • 一人散歩: 最初は住み慣れた場所の知らない道を。飽きてきたら知らない駅で降りて、気の向くままに歩く。「迷っても地図を見ない」というルールを決めるのも、脳が刺激されて面白いです。


  • パズル・プラモデル作り: あえて「まったく興味のない分野」のものを選んでみてください。未知の構造に触れることが、脳への新しい刺激になります。


  • 写経・字をきれいに書く練習: 集中力が高まるだけでなく、仕事にも良い影響を与えてくれます。特に「字がきれい」というだけで、周囲の評価は驚くほど変わるものです。


  • ジム・ヨガ: 体を動かして筋肉量を増やす。ヨガならインナーマッスルや呼吸法も学べるので、「一人での本当のリラックスの仕方」を知ることができます。

悩むのは、あなたが弱いからではありません。脳に「空き時間」があるからです。 自分の性質を0.0001ミリ許した後は、こうして物理的に「自分を責める時間」を削り取っていきましょう。

ポイントは、「脳に反省する隙を与えないくらい、小さな集中を重ねること」です。



最後に

もしあなたが、この場所まで辿り着いてくれたのなら、私はあなたに心から感謝します。

実は、この記事はあえて「読みやすさ」のための工夫を排除しました。

それでも、あなたはここまで読んでくれた。

あなたは「自分はダメだ」と言うかもしれませんが、この不親切で読みにくい文章を、最後まで読み通せるだけの「高い集中力」と「誠実さ」が、あなたには確かにあるのです。

あなたは自分のことが嫌いかもしれません。
でも、好きになろとしている姿勢は素晴らしいことです。
これからも、自己肯定感の本など読んでもいいのです。
それで、どこかのタイミングで自分を好きになれたらいいですし、
今はタイミングが合わないだけかもしれません。


あなたは自分のことが嫌いではなくて、自分が望む環境にいけないジレンマにどうしていいか?
わからなくなっているのかもしれません。

この記事では嫌いなままで生きていこうと提案しています。
最後まで読んでくれたあなたは少しだけ違う情報を手にいれました。
ありきたりだと思ってくてたら、私にしたら嬉しいです。
だってこの間だけ、あなたの「脳内一人反省会」する時間を減らせたのですから。

正直に言えば、私ならこの読みにくい文章を、最後まで読み通す自信はありません。
それほどまでに、あえて不親切な書き方をしました。

それでも、あなたは読み切った。
その事実に、心からありがとうございますと言わせてください。

私の提案が、あなたの重たい荷物を、少しでも軽くするきっかけになれば幸いです。


執筆者紹介

30歳の時の仕事中の事故による右手のハンディキャップ、キャリアの不安定さ、身体的な変化など、人生の大きな困難を経験しました。

この経験から、「失ったものに囚われず、最小限の力と小さな一歩で、着実に人生を前進させる知恵」を追求し、発信しています。

今でも、完全には気持ちを切り替えられない心境になることも正直あります。

だからこそ、多くの方々の声を聞きながら誰もが無理なく始められる変化のヒントを、自身の経験を交えてお届けしています。
私は別サイトでパーソナルジムやピラティス関連の記事を書いています。
興味があればこちらから

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